株式会社アミカ・エコテック |SDGs Each Together|SDGsへの取り組みを“個々から互いのものに”できたらいいな!をコンセプトに、SDGsを経営に活かす企業を支援するものです。

これが我が社のSDGs

お知らせ
 

自然の力で汚れを落とし、
人と社会をいつまでも快適に保つ

株式会社アミカ・エコテック

2022年11月15日

株式会社アミカ・エコテック
株式会社アミカ・エコテックは、「水」、「空気」、「微生物」の3要素を軸に、環境にやさしい設備や生活備品を販売しています。泡の力で清潔な水環境を提供する「ナノバブル」製品をはじめ、化学薬品を含まないクリーナーや備長炭を使った壁面塗料など、清潔で快適な生活のための製品を幅広く展開しています。生活排水やゴミを減らして地球環境に貢献しながら、私たちの暮らしも豊かになるような、持続性を重視した製品づくりによってさまざまな面から社会の持続化をめざしています。
  • すべての人に健康と福祉を
  • 安全な水とトイレを世界中に
  • 働きがいも経済成長も
  • 住み続けられるまちづくりを
  • 気候変動に具体的な対策を
  • 海の豊かさを守ろう
  • 陸の豊かさも守ろう
  • パートナーシップで目標を達成しよう
  • 「ナノバブル」の水で、<br>人も街も清潔にする

    「ナノバブル」の水で、
    人も街も清潔にする

    アミカ・エコテックの推奨する「ナノバブル」は、微細な泡の力によって汚れを落とし、水から生活環境を向上させる技術です。シャワーヘッドやお⾵呂、給湯器などにパーツとして設置されることが多い技術ですが、アミカ・エコテックでは、ナノバブルを発生させるノズルを、建築物の給水管に取り付ける提案を進めています。住宅の根幹に取り付けることで、ナノバブルの水を隅々まで行き渡らせ、配管の中の汚れを除去できるほか、錆びや酸化の予防により配管を長くきれいに保つことができます。
    ナノバブルの水は洗濯や食洗などにも効果を発揮します。強力な洗浄力によって洗濯に使う洗剤を大幅に減らすことができ、家庭内から出る化学薬品を抑制。河川の水質改善だけでなく、配管の劣化も防ぐため環境保全とインフラの維持にも貢献することができます。
    ナノバブルについて、「私も家に設置していますが、半分の量の洗剤で洗濯できています。これが日本中の家庭に取り付けられ、洗濯機に使われる洗剤だけでも半分になれば、環境負荷も大きく下げられると考えています。また、この製品は、給水管に設置してしまえば長期に渡って交換やメンテナンスの必要がありません。住宅を清潔に保ちながら、自然環境にも貢献できるようになります」と代表の良元さんは言います。
    人と住宅と自然環境にやさしいナノバブルを普及させ、持続的な社会に向けた取り組みを進めています。

  • 備長炭の塗料<br>「チャコール・ペイント」で、<br>家屋をいつまでも快適に

    備長炭の塗料
    「チャコール・ペイント」で、
    家屋をいつまでも快適に

    アミカ・エコテックが販売を続けている商品のひとつに、備⻑炭の塗料「チャコールペイント」があります。備長炭特有の脱臭作用や断熱効果に加え、通常の塗料に比べて素材を長持ちさせられることも特徴です。チャコールペイントには、空気や水蒸気を通す微細な穴が開いています。この通気性による調湿機能でカビや害虫の発生を防ぎ、建築物を安全に保つことができます。⽊だけではなくコンクリート基礎にも使用でき、さまざまなニーズに合わせて提案を続けています。
    「素材を⻑持ちさせながら、空気環境を改善できる商品として、20年ほど提案と販売を続けています。家屋や施設を⻑く使ってほしいという思いで現在も事業を展開しています」。
    耐久性にも優れるチャコールペイントは、古⺠家のリノベーションをはじめ、城などの文化財の再建に用いられることもあり、多様な場面で活用されています。
    良元さんは、チャコールペイントの可能性について、「昨今は、製品の寿命が短いものが多いと感じています。私たちは、長持ちするものを提案したいと常に考えています。チャコールペイントで建物の環境を整え、持続性のある街づくりをめざしています」と語ってくれました。

  • 「水」「空気」「微生物」から<br>生まれる、人と環境にやさしい製品

    「水」「空気」「微生物」から
    生まれる、人と環境にやさしい製品

    以前はアルカリイオン水などの生活用品を取り扱うメーカーに勤務し、環境事業や設備開発に携わっていた良元さん。住宅設備と生活用品の双方に関わるうちに、「⽔」と「空気」と「微⽣物」をコントロールすることで、清掃や殺菌などに対応できるのではないかと考え始めました。
    「⽔であれば、バルブを1つ設置することで、どのような効果があるか考えました。また、空気環境についても、微⽣物をすべて殺菌するのではなく、有用な微生物と共存できる可能性を探りました。こうした思いが、化学薬品を減らす製品アイデアにつながりました」。
    事業を始めた頃は、エコキュートの普及や空調機の省エネ化などで、エコ家電が世間に広まり始めていたそうです。アミカ・エコテックも社会のニーズに合わせ、SDGsが注目される以前から環境にやさしい製品を提案し続けてきました。事業について、「SDGsの考え方と深く結びついており、社会や環境への貢献につながっています。また、ただ利益を追い求めるのではなく、SDGsのためにできることを考えて続けていきたいです」と良元さんは言います。⼈間が⽣きていくために必要な「⽔」と「空気」、「微⽣物」との関係を見つめ、そのバランスを保てる製品を供給しています。

人・環境・社会への影響

■SDGsは小さな取り組みから実践できる
■詰め替えボトルでゴミ問題に貢献
■ライフスタイルに合わせたSDGs活動の提案

人・環境・社会への影響

アミカ・エコテックの展開する、ナノバブルや次世代のクリーナー、チャコールペイントといった製品は、さまざまなSDGsの項目に当てはまります。しかし、どのような行動がSDGsに結びつくか分からない人も多いと良元さんは言います。
家庭から排出される洗剤の抑制をはじめ、SDGsについて、小さな取り組みでも貢献につながると実感してほしいというのが良元さんの願いです。
「例えば、私たちの扱っている、化学薬品を含まない次世代のクリーナーは、1回に5gほどの粉で洗浄液を作れます。1キロ⼊りの製品ならスプレーボトルで数百本分の量になります。このように、一つの容器で詰め替えを繰り返すことで、ボトルのゴミを大きく減らすことができ、ゴミ問題や資源枯渇対策につながります」。
次世代のクリーナーやナノバブルといった製品は、知名度こそ低いものの、使い続けることで環境や社会に貢献できます。良元さんは、「お客様の中には、次世代のクリーナーと通常の洗剤の両方を使い分けている方もいます。私はそれでもいいと考えています。一方で、乳幼児のいる家庭では、化学薬品の使用を気にされている方もいます。人それぞれのライフスタイルに合わせて製品を使ってもらいながら、SDGsの目標達成もめざしていきたいです」と教えてくれました。

  • ノウハウを活かし、介護現場から社会の持続化を考える

    ノウハウを活かし、介護現場から社会の持続化を考える

    高齢化社会にともない、介護現場にも問題が増え始めています。高齢者の健康維持・増進のための環境整備が重要視される中、介護分野に視野を広げているという良元さん。
    「これからは介護の場面にもナノバブルをはじめとした、弊社の製品を展開していきたいと思っています。介護職の⽅から意見を聞き、施設の浴場やトイレから発生する臭い、汚れの問題に注目しました。清掃の労⼒低減が実現できれば、価値のある事業になると考えています」。
    ⼈員不足などで厳しい状況下にある介護施設を引き取り、継続できるように改善を図る企業も現れています。アミカ・エコテックもその活動に賛同し、介護業界を支える事業構想を進めています。
    また、ナノバブルだけでなく、空調機の⼊れ替えや、チャコールペイントの活用などで臭いを抑えるなど、さまざまな部分からより良い施設づくりのアイデアを模索しています。
    「皆が楽しみながらも、しっかりと効果のある製品を提供し、いつまでも快適に過ごせる仕組みづくりをめざしています。そういった方針で可能性を探り、誰もが幸せに暮らせる社会をつくりたいです」と良元さんは意気込みます。

  • 誰もが健康で長生きできる社会へ

    誰もが健康で長生きできる社会へ

    良元さんは、介護現場での事業を考える中で、そこで働く人の環境も改善したいと考えるようになりました。
    「働く人が集まらない場合、⼈が集まらないような環境を知らず知らずのうちにつくってしまっている場合があります。そういった部分をフォローできる企業と協力して、より良い社会をめざしていきたいと考えています」。
    超高齢社会を迎えた日本が抱えるさまざまな問題に取り組むことで、誰もが健康で長生きできる社会を実現したいと良元さんは言います。
    「使う人だけでなく働く人のことも考えて環境を整えられれば、人の生き方という部分での持続性にもつながっていくと思います。そういった点からもSDGsに貢献していきたいです」。

  • VOICE

    VOICE

    パートナーを見つけ、実践する、SDGsの取り組み

    私たちは⼩さな会社なので、他の人や企業の⼒を借りなければ事業を進められないことも多々あります。だからこそ、⼀緒に⾏動できる⽅々がいれば嬉しいですし、大切にしたいと思っています。共に事業を行う中で、お互いにノウハウや経験を伝え合い、本当にメリットがあるものを提供していきたいです。
    SDGsに対して、何をすればいいか分からないという経営者の方も多いと思います。そういったときに、一緒に事業について考え、SDGsにつながる取り組みを発見できるパートナーが重要になります。私たちもさまざまな分野の方々と協力して、地道にSDGsの取り組みを広めていきたいです。

  • 株式会社アミカ・エコテック
  • 企業概要

    会社名 株式会社アミカ・エコテック
    事業内容 ナノバブル製品をはじめ、自然素材由来の塗料やクリーナーなど、地球環境にやさしい製品を幅広く提案、販売している。
    所在地 〒559-0034 大阪府大阪市住之江区南港北2丁目1番10号
    ATCビルITM棟9F H-10
    電話番号 06-6569-2719
    FAX番号 06-6569-2720
    ホームページ https://www.amica-eco.net/index.html